リップルってどんなもの?
リップルって知っていますか?
ビットコインに比べると聞きなれない人もいるかと思いますが、ビットコインと双璧をなす仮想通貨です。
しかも、銀行間送金向けの通貨としてが行えるのがリップルの大きな特徴です。
これによって、国によって通貨が異なるために煩雑になる決済を、通貨を統一して決済方法を統一させます。
日本でも有数の大手銀行である東京三菱UFJ銀行が採用し始め、それに続いてクレジット会社も採用し始めました。
ビットコインの約5倍もの金額を発行しているので、ビットコインを抜かす日も遠くないように感じさせてくれます。
リップルの特徴
リップルは支払いシステムとしての機能を持っているため、世界中で使用されています。
日本での採用は、世界に比べると遅いくらいです。
そんなリップルの特徴は、送金の速さです。
ネットワーク上でいつでも送金が可能なため、銀行が営業していない時にしか送金できない現金に比べると、圧倒的です。
そのような特徴が注目を浴びたからか、リップルの価格が著しく高騰した時期がありました。
あの時にリップルを持っていたら、ものすごい利益が出たのになぁと悔やむほどです。
また、リップルは発行量の上限が定められていますので、利益が出そうだからいっぱい買いたいというのが、ちょっと難しいです。
もう一つの特徴は、かなり重要です。
リップルは円やドル、ユーロと行った現実の通貨や、ビットコインを始めとする仮想通貨と交換が可能です。
仮想通貨が現実通貨になるのですから、もう何が何だかって感じですよね。
これが、リップルのすごいところです。
ビットコインとの違い
ビットコインは、主に個人間で行う取引の場で使用される仮想通貨です。
対して、リップルは銀行間で行う取引の場で使用される仮想通貨です。
銀行間で行う取引に使用されるだけあって、リップルの送金完了にかかるまでの時間は、ビットコインよりも短時間です。
すぐに入金が確認できるというのは、取引をスムーズに行うことにつながるので、銀行に好まれるシステムと言えます。
ビットコインと比べてどちらが価値がある?
仮想通貨への投資を考えた場合、ビットコインとリップルのどちらに投資する方が望ましいのでしょうか?
市場価格は1ビットコインが約4000ドルで、1リップルが約0.35ドルと大きな開きがあります。
しかし、1ビットコインと1リップルの価値が同じではないため、単純な比較はできません。
比べるのならば、価格と発行量を加味した、時価総額で比べるといいです。
それでも、やはり単純に優劣がつくものではないので、専門家でもはっきりと断言ができないと思います。
どちらを投資対象とするのかに、その仮想通貨が持つ魅力や将来性という部分の方が、大きなウエイトを占めることになります。
リップルならば、取引に採用している銀行が増えれば増えるほど、その将来性は確かなものとなり、価値を高めていきます。
リップルはどこで買えるの?
将来性があるリップルに投資しようと決めたら、購入しなくてはなりません。
リップルが購入できるのは、他の仮想通貨と同じように取引所になります。
どこの取引所が一番良いかというのは難しく、サービス内容に多少の差があります。
自分の取引する量や時間帯、予算などを踏まえて、最も自分にあった取引所を探しましょう。
オススメはGMOコインという取引所です。
外出先での取引が多いならば、スマホアプリでも取引が可能な取引所がよいです。
または、少ない資金で大きな取引がしたい場合には、レバレッジ取引が可能な取引所がおすすめです。
どの取引所でも、口座開設にはメールアドレスが必要な方法と、それ以外だとFacebookやGoogleのアカウントを用いる場合があります。
口座開設しただけでは、まだリップルを買うことはできません。
更に本人確認として、名前や住所を入力するほか、運転免許書などの本人確認書類をアップロードして、認められればようやく購入が可能になります。
やや煩雑な手順ですが、セキュリティを高めるためには避けて通れない手順です。
今後のリップルの展望は?
今後のリップルの動向が分かれば、先に投資しておいて一儲けということになりますが、そう簡単にはいきません。
専門家の間でも株や通貨以上に、先が読みにくいのが仮想通貨です。
ただし、これまで記述した通り、リップルの特徴は銀行間の送金に使用されているという点です。
新たにリップルを採用する銀行が増えたというニュースの後には、リップルの価格が上昇することは、ほぼ確実と言えます。
あと、これだけ銀行が採用している仮想通貨なので、証券取引所も黙って見ているわけではありません。
海外ではリップルを上場させている証券取引所もあるくらいなので、証券取引所の動向も見逃せません。
これらのニュースにアンテナを張り、これは値上がり来るなと感じたら、迷わずに購入するのがいいかもしれません。
一瞬の迷いが、大きな利益を逃すきっかけになるかもしれないので、要注意です。