ネムプロジェクトのゼムについて詳しく解説

ネムとゼム

ネムとゼムと聞くと、童話に出てくる兄弟の主人公の名前のように思えてきますが、全く違います。
ゼムは仮想通貨の名称で、ゼムを開発しているプロジェクトの名称がネムです。
ゼムは日本で購入することができる仮想通貨の一つで、日本にもネム・ジャパンという組織が創設されている根強く人気があります。
仮想通貨に興味を持ってもらおうと、nem barというバーも営業していました。
仮想通貨のチャートを見ながら一杯飲むなんて、新しい時代を感じさせてくれますよね。
そんなゼムについて、紹介していきます。

ネムの特徴

仮想通貨と一口に言っても、その仮想通貨ごとの特徴を備えています。
もちろんネムにも特徴が、ゼムを開発した目的もはっきりとあります。

ネムの目的

ネムは、[New Economy Movemet]の頭文字を取っています。
訳の通り、新しい経済運動を起こすのが目的に作られた仮想通貨です。
その誕生は2015年で、老舗中の老舗であるビットコインに比べると約6年も遅いため、時価総額も仮想通貨の中ではあまり高くありません。

ネムは価値が下がらない

仮想通貨には、発行上限が決まっているものと決まっていないものの2種類に分けられています。
ネムは発行上限が決まっている方に分類されますので、発行数が多くなるにつれて、言い換えれば供給量が増えることによって価値が下がることがありません。
そのため、投資対象としては安全である可能性が高いです。

取引の処理速度はビットコインの1/10

後発の仮想通貨だけあって、ネムの取引にかかる処理時間は1分ほどです。
ビットコインが10分もかかることを踏まえると、ネムの方が性能が良いということがお分かりいただけるでしょう。

ネムを手に入れる方法

価値が下がることがないと聞けば、短期でも長期でも取引対象として魅力的ですよね。
そんなネムを手に入れるには、他の仮想通貨と同様取引所で口座を開設しなくてはなりません。
では、ネムを取引する取引所は何に注目して選べばよいのでしょうか?

積立取引がしたい

積立というと、まるで預金のように聞こえますが、実は仮想通貨でもできるのです。
しかも、ネムが積立取引できる取引所は非常に数が少ないです。
積立取引は買い付けを自動で行うのはもちろん、なるべく安い時を見計らって買い付けてくれます。
そのため、少額で少しずつ積み立てるという長期的な投資のプランを持っている人に最適です。

スマホアプリの充実度

空き時間には常にチャートを監視し、自分で買い時・売り時を見極めたいという人には、手軽に使えるスマホアプリが手放せません。
色々な取引所でスマホアプリがリリースされているので、その画面を見てみて、これは見易そう、使いやすそうというものをチェックしてください。
流石に口座を開設していないと取引はできないので、あしからず。

レバレッジ取引がしたい

あまり手持ちがないけれど、一発大きく勝負したいという人には、レバレッジ取引しかありません。
もちろん、レバレッジ取引には、損が出た場合の損の額が大きくなるというデメリットもあルことを忘れてはいけません。
それでも、価格が下がりにくいという特性を持っているネムならば、一発勝負してみたくなりますよね。
レバレッジ取引をする場合には、過去のチャートをよく見て、どんな時に上がったのか、下がったのかをしっかり学びましょう。

ネムの流出事件

ネムには過去、流出事件が起こったことを覚えている人は多いでしょう。
これは、ネム自体の脆弱性をついたのではなく、ネムを取引している会社に勤めている人を踏み台にして起こった事件です。
このような攻撃手法の総称を、ソーシャルエンジニアリングと言います。
最も身近な例でいうと、もっともらしいメールを送って開いてもらい、URLをクリックさせるというものです。
こんな手口でひっかかるなんて馬鹿だろうと思うでしょうが、手口はかなり巧妙になっており、これが攻撃としては一番確実性があります。
それぞれの取引所が、どのような対策を取っているかは全てを教えてくれることはないでしょうが、気になったら口座開設前に質問してみるといいかもしれません。

ネムの将来性

過去流出事件もあったネムですが、将来性はどんなものなのでしょうか?
時価総額は月を経るごとに上昇しており、チャートから目が離せない状況というのが現状です。
今後更なる時価総額の上昇は、どのような企業がネムを取引の採用に踏み切るかが焦点になります。
また、過去の流出事件によって、ネムは危険というイメージが定着してしまったことも、イマイチブレークしない一因となっています。
ネム自体が悪いわけではなく、取引所の管理体制が悪かったのは、ちょっと詳しい人ならわかるものですが、悪いイメージは中々払拭されません。
各取引所が管理体制をどれだけ徹底しているかのアピールも、ネムの時価総額を上げることができるかもしれません。
その上で、ネムにしかない強みを出せれば一気にブレークすることは間違いなしです。