ドリフトのやり方やコツ(FR)その1定常円旋回など

僕はS13シルビアで学んできたため、FR車のみの解説となります
S13系は非常に滑りやすく、ドリフトしやすい車といわれています。
サイドブレーキも引きやすく、まさに「サイド引いてくれ!」といわんばかりのところについてありますw
しかし、AE86やロードスターと比べると、若干リアがねばってなかなか滑ってくれないなぁと感じるかもしれません。
初めての方はAE86がよいのかもしれませんが
現在某漫画の影響でかなり値段が高くなっております。
安く買うとしたら、S13系でいきましょう^^そしてQ’s(ノンターボ)よりもK’s(ターボ)をお勧めします。
現在は、S13シルビアもかなり高額になってしまっています^^;

十数年前は、20万円位で買えたのですけどね。嬉しいような残念なような気持ちです(笑)

ドリフトとは

やり方だけ見たい方は、ここをすっ飛ばして下のほうへスクロールしちゃってくださいw

      ●まず危険回避に役に立ちます(笑)
      やったことある人とやったことない人とでは結構違うかと思います。
      ●次にやっぱかっこよさ
      ●そして何よりもドリ中の車との一体感(笑)
      これは運転して味わってみないとわからないと思います
      はまる人はほんとにのめり込んでしまいますw

ドリフトする前に気をつけておきたいこと

ドリフトは周囲の人々に騒音という多大な迷惑をかけますので、富士スピードウェイ等のちゃんとしたサーキット場や走行会などができるところでやりましょう。

初心者の方はきっと怖いと思います。(僕はそうでした)
誰かがナビについて、一から教えてもらいながら学べるならば
すぐに上達できるのですが、全ての人がそうとは限りません。(できる人はすぐにできてしまうのですが)

もちろん教習所ではドリフトなんぞおしえてくれるはずもありませんw
危険回避という楽しい項目はありましたが、ケツは滑らずにおわってしまいます。

僕の場合は大学の部活(自動車部)で入部したときに
部全体がドリフトコンテストなるものに出場する事が決まり、一人づつ強制参加だっため教えてもらうというよりは
無理やり叩き込まされてましたw

OBからなにまできて昼は走りこみ、夜は車のセッティンッグで大変でした。
あーこんなにも辛い部活だったのかと、その時は心底思ってましたw

僕は本当に上達が遅かったと思います。
きっと先輩のナビがなかったら今でもできなかったかも・・(先輩に感謝
先輩曰く、「習うより慣れろ」なのですが、僕みたいにある程度頭で考えて
車の動きを理解して実践というタイプはドリフトの上達が遅いのかもしれません^^;

つまり、考え方が僕と同じタイプの人は
理解する→実践→間違いがないか確認→何度も実践して体にドリフトの感覚をしみこませていく(←ここ重要)
回数をこなすことです。

アクセルターン

<操作方法>
まずはリアが滑る感覚を養いましょう。車が止まっている状態からアクセルを使って
フロントタイヤを軸にし、くるくるとまわりましょう。

      ①車を止め周囲に何もないことを確認し、クラッチを切って1速にいれる。
      ②ステアを右にめいっぱいきる(右利きの方は、右のほうがやりやすかもしれません)
      ③5000rpm~6000rpmぐらいまで回転数をあげて一気にクラッチを離す
      (ここでクラッチを離すとき、躊躇ってはいけません。一気にスパーンといきましょう^^
      ④リアが流れたら、エンジンの回転を維持しアクセル調節しつつ廻りまくる( ゚∀゚)

③のきっかけづくりの他にも、アクセルを徐々に開けていき、ドリフトに持ち込んでいく方法もあります。
ドリフトする点では、同じです。

回転しまくるのに慣れてきたら、半径を大きくしていってみましょう
回っているときに、ステアを逆に戻して角度をつけていきます。
アクセルとの微調整が必要となります 
          

1速定常円

1速のみで静止状態or動いている状態から、ケツを滑らせドリフトしていきます。
上で説明したアクセルターンの場合はただフロントタイヤを軸に、車の曲がる方向にステアをきるだけですが
今回はアクセルターンの応用版です。

定常円はケツが滑り始めたらカウンターを当ててドリフトにもちこみ円を大きく描く練習です。
動いている状態からのほうが、クラッチが痛まなくて吉でしょう(^^
円描きする場所の真中にパイロン等をたてると、よりやりやすいと思います

やり方は(動いている状態の場合)

      ①例えば右に回る場合、まず右に1速のまま回りながら一気にアクセルを開けてケツを滑らせます。
      (パワースライドともいいます)
      ②滑り始めたら、一旦軽くアクセルを緩める(←ここ重要)と即座にステアを逆の方向に切ってアクセルでケツを流します(一瞬ですw)
      ③ここでドリフト状態に入りますので、なるべく大きく円を描くようにコントロールしましょう
       ●円の中心から遠くへ回りたいとき→回る方向の逆にステアを切りアクセルを開ける
       ●円の中心から近くへ回りたいとき→回る方向へステアを切りアクセルを緩める

1速定常円のコツ

難しいところは②のカウンターを当てるところだけかと思います。
②のところで初心者の方はよくカウンターが遅れますので、滑り始めたらステアを持ちながら
シュルシュルと離してしまいましょう。
カウンターが当たったと思うところで止めてアクセルONです!
あとは、ドリフト状態で回れるようにステアリングとアクセルを微調整して円をしっかり大きく回れるようにすることです。
何度も練習しその感覚を体に刻み込みましょう(笑)

この練習により、カウンターを当てるポイントやアクセルの調整が身体に刻み込まれていきますw
「この辺りか!」って感じで分かってくると思います。