ウーバーイーツのスリコになる原因と対策【配達員】

あれ?3キロで300円?
なんか安いなーと思ったことはないだろうか

去年と比べると報酬が安くなってる気がする。

気がするではなくその通りなのだ。

現在のウーバーイーツは、ダイナミックプライシングというシステムを採用しており

需給関係によって報酬が変動する仕組みなのである。

注文量が多くて配達員が少ない場合
報酬は上がる。

逆に、注文量が少なくて配達員が多い場合
報酬は下がる。

だから2キロで400円だったのに、時間がたつと350円になったり
その時の混雑状況で報酬も変わってくるのである。

地域によって注文量や配達員の数も変わってくるが
東京の場合だと
2022年2月辺りでは
1キロ以上2キロ以下の注文は、ほぼ400円代だったのに対し
2023年2/3の現在は、300円代まで落ちている。

4キロ代のオファーも700円以上が多かったのだが
現在は、500円代まで落ちている。

このことから、全体的な注文量が少なく、配達員が多い
という現状であることが推測される。

実例をあげてみると

こちらは平日金曜日の夜に稼働したものである。
この日は、過去最高に鳴らずで早々に切り上げてきたのだが
2キロ代で300円代なのがおわかりいただけただろうか

今度は土曜日のお昼の稼働でみてみると

 

距離と金額がかなり違うことがおわかりいただけただろうか

1キロ以内で400円代なんてのもある。
確かにこの時は、お店も混雑していた。

スリコになる原因

スリコになってしまうのは注文量より配達員が多い時間帯や地域で
配達員が多ければ、理不尽な距離のスリコでも引き受けてしまうからである。

ウーバー側としては、安い賃金で配達してもらいたい
配達員がいっぱいいたら、スリコで提案してくる

誰もやる人がいなかったら、今度は報酬を上げて次の人に提案してくる。
ちなみに同じオファーは2度と来ない

3キロ300円とか、私はまず拒否するが
近くに10人位の配達員がいたら
3キロ300円でも、まいっかってやる人も出てくるだろう。

こうなると3キロを300円で配達してくれる人がいるわけで
ウーバー側にとっては、その地域での報酬が3キロ300円で定着してしまうわけなのである。

スリコ対策

まずあなたが自転車だったら、バイクに変更することをオススメする。

自転車よりもバイクの方が単価が少し高いのだ。
この辺はユーチューブでもよく見かけるので
自転車で配達している人とバイクで配達してる人を見比べてみると良いだろう。

納得のいかない距離でのオファーはやらないことをオススメする。

1人の力ではどうしようもならないが、多数の配達員が拒否すれば
これにより、その地域では3キロ300円でやる人はいないなとAIが認識し
最初の見積金額を400円で提示してくると思われる。
これはあくまで私の予想であるのであしからず。

ちなみに私がオファーを受ける時の目安を書いておこう。

300円代 1キロ以内
400円代 2キロ以内
500円代 3キロ以内
600円代 4キロ以内
700円以上 4キロ以上

といった具合だ。

去年と比べて鳴りが悪いと感じるのも
背景には日本経済の悪化が考えられる。

ここ最近の各店舗での度重なる物価の値上げ

最低賃金の低下

これにより注文量は激減し、配達員の数は増える。