WordPressのサーバー間の移動引越しCpanel海外サーバー

海外サーバー等で使われているCpanelでワードプレスのデータを別のサーバーに移動する手順をご紹介します。

僕は、海外サーバーはSite5とArvixeと247.HostとMixhostを使っています。

これら4つのサーバーはCpanelを使っています。
海外サーバーのほとんどがCpanelを使っています。
最近では、ほとんどの海外サーバーは日本語対応しているので使いやすいですよ。
やり方は全部一緒です。

今回はArvixeを2アカウント契約してしまい、Arvixe内の1つのアカウントにまとめたいと思います。

同じサーバー内で引越しする場合でも、DNSが浸透するまで時間が掛かります。
約1日~2日程度。

ワードプレスのバックアップ手順

僕のやり方はプラグインを使わずにバックアップを取っていきます。

サーバー上のデータをFTPを使ってバックアップする

サーバー上のテーマ、プラグイン、画像ファイルなどのファイルをバックアップします。

「wp-content」フォルダの中にある「theme」「plugin」「uploads」の3つのフォルダをダウンロードして、パソコンのローカルフォルダに保存します。

WordPressのデータベースのバックアップ

記事やカテゴリやコメント等のデータベースをバックアップします。

ツール→エクスポートをクリックします。

すべてのコンテンツにチェックを入れて、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリック。

設定情報の保存

設定情報は、テキストなどに保存しておきましょう。
ping送信先やパーマリンクの設定など。

特にパーマリンクの設定は要注意です。

以上でバックアップ作業は終わりです。

次はCpnaelをいじっていきます。

Cpanel内のドメインを削除する

「アドオンドメイン」をクリックします。

削除したいドメインを削除します。

移動させたいサーバーでのCpanelからドメインを追加する

同様に「アドオンドメイン」をクリックします。

ドメインを入力し、「ドメインの追加」をクリック。

ドメイン業者でネームサーバーの変更をします。

同じサーバー内での移動の場合

同じサーバーに2つのアカウントを持っている場合は
ネームサーバーの変更はしなくてもOKです。

しかし、Cpanel上では、どちらかのドメインを削除しないと、もう片方のアカウントの中にドメインを作ることができません。

ネームサーバーが反映されているか確かめる方法

ネームサーバーが反映されているかどうかは、上記のようなサイトで確かめることができます。

数日たっても表示されない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてから見てみるとよいです。
もしくは、ブラウザを変えて開いてみるとよいです。

また、サイトのトップページを開くと、キャッシュが邪魔してくることが多いのでワードプレスのログイン画面を先に開いてみると反映されているかどうかがすぐ分かります。

http://○○○/wp-admin/

○○○にドメイン名を入れるとログイン画面へ飛べます。

ワードプレスの復元

1、ワードプレスのインストール
2、パーマリンク設定などを設定する。
3、FTPでファイルをアップロードする。
4、ワードプレス内でデータベースの復元

CpanelからWordPressをインストールする

SOFTACULOUSの項目の中のワードプレスをクリックします。

Install Nowをクリックしインストールします。

インストールしたいバージョンは「4.99」の方が良いかと思います。

ドメインの選択で、先ほど追加したドメインを選択します。

ディレクトリは空欄にした方が良いです。

管理者アカウントのadmin usernameとpasswordはワードプレスにログインするためのIDとパスです。

データベース名は、分かりやすい名前にした方が良いかもしれません。
ただし、7文字以内にしなければなりません。

設定を終えたら、インストールします。

無事インストール完了すると、上記のような画面になります。

しかし、サーバーを移動したばかりですとネームサーバーが反映されておらず、すぐには反映されません。
時間をおいて、管理者URLをクリックして見ましょう。

設定する

パーマリンク設定やping送信先。メディア設定などを設定する。

FTPでバックアップデータのアップロードをする

バックアップしていた「theme」「plugin」「uploads」の3つのフォルダを「wp-content」フォルダに上書きアップロードします。

テーマやプラグインを有効化

元々使用していたテーマやプラグインがインストールされているかどうかを確認し、有効化させる。

ワードプレス内でデータベースの復元

ツール→インポートをクリックします。

WordPressの今すぐインストールをクリックし、インポートファイルをインポートします。

添付ファイルをダウンロードは、既にアップロードしているのでチェックしなくてよいです。

まとめ

1、FTPを使い「wp-content」フォルダの中にある「theme」「plugin」「uploads」の3つのフォルダをダウンロード
2、ワードプレスのデータベースをエクスポートする。
3、必要であればワードプレスの設定情報をテキストに保存しておく。
4、移動元のサーバーにログインし、ドメインを削除
5、移動先のサーバーにログインし、ドメインを追加
6、ドメイン業者にログインし、該当ドメインを移動先のサーバーのネームサーバーに変更する。
7、移動先のサーバーにてワードプレスをインストールする。
8、FTPを使い、該当ドメインの「wp-content」フォルダの中に「theme」「plugin」「uploads」をアップロードする。
9、ワードプレスにログインし、設定、テーマやプラグインなどの有効化をする。
10、ワードプレスでデータベースのインポートをする。

以上で終了です。